3rd princeキャストインタビュー 〜親指姫の王子様編〜

――収録のご感想をお願いします。

梶裕貴(以下、梶)◆柊元親役
「ようやく元親の回でした。
 1巻、2巻はどうしても友達の部分、明るくて元気で無邪気でという部分が目立っていた元親ですが、
 やっと彼にスポットを当てた話ということで、今までは見えてこなかった部分、彼の友達や家族、
 好きな子に対する自分の中のコンプレックスみたいなものが現れてきて、そういう部分も含めて、
 改めて彼を理解して演じることができて楽しかったなと思います」
鳥海浩輔(以下、鳥海)◆白瀬雪斗役
「基本的には前作、前々作と変わらず、役も忘れていなかったので、
 音響監督から何か言われることもなく、粛々と収録が進んだんじゃないかと思います。
 非常にスピーディーな収録でした」
櫻井孝宏(以下、櫻井)◆灰原孝貴役
「自キャラがメインじゃないエピソードの方が、性格が分かり易いんですよね。
 気を許せる仲間同士のやり取りの中に人柄がにじみ出てきます。
 伸び伸びと演らせて頂きました」

――3作品を通して、ご自身が主人公の時と友人役の時で、演じる上で異なることはありましたか?


「元親は、特にそのギャップが大きいキャラだったと思います。
 心の背景を描いてこその人物だと思っていたので、メイン回は意識的に丁寧に演じました。
 3巻を聴いて、もっと元親が好きになっていただけたら嬉しいです」
鳥海
「同じ人間を演じていますので、演じる上ではないです。
 若干ポジションが違うくらいですか。
 脇の時の方がキャラが立ってる感じがしましたけどね」
櫻井
「意中の女性に対する接し方は三者三様でした。
 が、ポジションによって性格が変わる訳ではないので基本的には同じスタンスでしたね」

――キャラクター達のように、誰かと出会って自身が変化したことはありますか?


「もちろんあります。
 忘れがちですが、何事にも感謝して生きねばいけませんね」
鳥海
「特に誰がというのではなくて、
 この業界に入ってから出会った人達だけでも、多分に影響を受けた人もいます。
 いい意味でも悪い意味でも、いろんな影響を受けていると思いますよ。
 無駄な出会いはないんじゃないでしょうか」
櫻井
「しょっちゅうですね。
 ちょっと違うかも知れませんが、親の言葉が今の歳になって
 『そういうことだったのか…』と理解出来たり、自分の考え方に作用することが多々あります。
 既に出会っている人からも絶えず新鮮な影響を受ける…。
 出会いとは一瞬の出来事ではないんですよね」

――リスナーへメッセージをお願いします。


「やっと元親のエピソードです。
 話が1、2、3と続いているわけではないので、
 今回初めて興味を持った方は3巻から聞いても何の問題もないですし、
 3巻を聞いた方が次は1巻2巻と聞いていただけたら嬉しいです」
鳥海
「楽しんでいただけたのなら幸いでございます。
 次のシリーズまで待っててね。新たなイケメンが出てきますよ」
櫻井
「皆さんの周りで上履きに反応している男性がいましたら、是非ゲットしてみて下さい(笑)
 まず、金銭面に関しては間違いありません(笑)
 以下、続々リリースされますが、『シンデレラの王子様 灰原孝貴編』のように、
 キャラクターが何に固執しているのかを聞き逃さないように
 日々の生活に潤いと楽しみが増すような作品になってくれると嬉しいですね」



――ありがとうございました。





2nd princeキャストインタビュー 〜白雪姫の王子様編〜

――『王立王子学園』第2弾の収録を終えてのご感想をお願いします。

鳥海浩輔(以下、鳥海)◆白瀬雪斗役
「前回は割とクールで無口な、ちょっと難しい子みたいなところだけを特化させてやってたんですが、
 今回はヒロインと関わっていくに従って、
 だんだん彼が人間らしくなっていく様が見られたんじゃないかなと思います」
櫻井孝宏(以下、櫻井)◆灰原孝貴役
「今回は雪斗君がメインのエピソードで、孝貴と元親がキューピッドさながらの活躍をしてます。
 男の友情っていいなと思いました」
梶裕貴(以下、梶)◆柊元親役
「相変わらず元親は賑やかで、
 他のキャラクターと比べて一人だけ空気感が違うので、
 そこがちょっと難しくもあり、楽しくもありました。
 今回はユッキーがメインのお話ということで、聴きどころはそこに尽きると思います」

 ――キャラクターのお気に入りポイントは?

鳥海
「眼鏡ですね。眼鏡は雪斗にとって生活に必要なものじゃないですか。
 それすらも愛は超越するんだなと、そういった彼の心意気が僕は大好きです」
櫻井
「育ちの良さが分かる言動や行動が自分に無いものばかりなので、
 ちょっと羨ましく思いました。とにかく灰原君はいい人ですね」

「元気と身長です。まだ明るい面というか賑やかな面しか見られてないので、
 その彼がひとりになった時とか、主人公の女の子、恋する相手と一対一になった時に、
 どうなるのかが僕自身も次でわかると思うので、楽しみです」

――リスナーへのメッセージをお願いします。

鳥海
「1巻も聞いていただいた上で2巻も聞いていただけると尚嬉しいのですが、。
 これが現代版の王子様だと我々が胸を張って提供できる作品となっておりますので、
 どうぞ王子様との一時を体感したければ聞いて下さい」
櫻井
「三部作第2弾王立王子学園という名のリンゴを齧ってみて下さい。
 それが果たして毒なのか、それとも甘い甘い蜜なのか、あなた次第です(笑)」
一同「(笑)」

「一巻二巻を聞いていただいて、僕の残る三巻をどんなお話になるのかなと、
 親指姫の童話を探し出して読んで期待して待っていて下さい」



――ありがとうございました。





1st princeキャストインタビュー 〜シンデレラの王子様編〜

――本日の収録のご感想をお願いいたします。

櫻井孝宏(以下、櫻井)◆灰原孝貴役
「シンデレラをモチーフとした、とても甘酸っぱい恋愛ストーリーでした。
 彼の優しいけれど、ナイーブなところが可愛いなと思いましたね。
 そんな灰原くんを、皆さんに温かく見守ってもらいたいです。
 三人で騒いでいるシーンは若干キャラが変わっているかもしれません(笑)」
鳥海浩輔(以下、鳥海)◆白瀬雪斗役
「好きな人の前と友達の前では変わるからね」
櫻井
「そうですね。その辺りも含めて楽しんでもらえればと思います」
鳥海
「僕と梶君はそんなに出ていなかったのですが、
 収録はスムーズに、和やかに、軽やかに終わりました。非常に心地よい収録でした」
梶裕貴(以下、梶)◆柊元親役
「脚本のテンポがとても良かったので、楽しく収録できました!
 聴いてくださる皆さんも楽しんでいただけるのではないかなと思います。
 あと、今回はベースが灰原君のお話だったので、
 僕個人としては『櫻井さんは相変わらずいい声だな』と思いながら聞いていました」

――ご自身が演じたキャラクターの印象や、演技プランなどありましたらお聞かせください。

櫻井
「子供の頃に一度出会った主人公と、時を経て偶然の再会をするというところから物語は始まります。
 彼は所謂草食系なので、いろいろ葛藤しながらアプローチを重ね、
 雪斗や元親の後押しもあって、最後は無事ハッピーエンドを向かえることができました」
鳥海
「メガネです。あと、ツンデレです。
 まだ多くを語る時じゃないかもと思っておりますが、
 今回は彼の一番際立つ部分だけを前面に押し出して演じさせていただきました。
 次回、しっかりと語らせていただきたいなと思います」

「終始テンションも背も高いキャラクターです。
 元親は背が高いので、少し低い声を意識して頑張りました。完成したものを聴くのが楽しみです!
 僕の演じた元親に関しては、ただテンションが高いキャラではないと思うので、
 今後どうなっていくのか楽しみにしていてほしいなと思います」

――最後に、ファンへのメッセージをお願いいたします。

櫻井
「三つのエピソードがリンクする構成なので、三作品とも聞いてもらいたいですね。
 まず、第一弾となるこの『王立王子学園〜シンデレラ編〜』を楽しんでください。
 あなたもシンデレラストーリーを手に入れて見ませんか?」
一同「(笑)」
鳥海
「そうですね、シンデレラストーリーをお聴きになりたい方、興味がある方、
 自分の身を持って知ってみたい方は、是非聴いていただければと思います」

「僕達の他にどんな王子様がいるのかとすごく気になるところかなと思います。
 まずは第一弾のシンデレラを皮切りに白雪姫、親指姫と三作連続で出ますので、
 引き続き楽しみにしていてください!」



――ありがとうございました。